稚内市特集
[北海道]
アイヌ語の「ヤム・ワッカ・ナイ」(冷たい水の出る沢)が語源の稚内市は、日本の最北に位置し、宗谷海峡をはさんで東はオホーツク海、西は日本海に面し、宗谷岬からわずか43キロメートルの地には、ロシア連邦・サハリン州(旧樺太)を望む国境の街です。
基幹産業は「水産」「酪農」「観光」で、利尻・礼文とは航路、羽田・新千歳とは空路で結ばれており、多くの観光客が訪れます。
また、1年を通して強い風が吹く地域特性を活かし、市内には多数の風力発電が稼働しています。この風車による発電量は市内の電力需要の3倍に相当し、環境にやさしいまちづくりにも取り組んでいます。
稚内市のいいトコ!!
稚内市で憩い・楽しむ
ヤムワッカナイ温泉港のゆ
令和4年10月にリニューアルオープン。
“癒し”をテーマに港を一望できる露天風呂やマッサージ等のリラクゼーションサービス、約5,000冊のマンガを楽しめ、長時間の滞在が可能な施設です。
所在地 | 港1丁目6番28号 |
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電話番号 | 0162-73-1126 |
稚内副港市場
新鮮な旬の魚や干物などの加工品、お土産などを販売するお店や自慢の魚介を使ったレストランで食事も楽しむことができます。
市民、観光客を問わず人気の施設。
所在地 | 港1丁目6番28号 |
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北海道立宗谷ふれあい公園
広大な敷地には、「スポーツ」「エントランス・交流拠点」「キャンプ」「谷間の冒険広場」「展望」の6つのゾーンが形成されており、四季を通じて楽しめる複合レジャー公園です。室内遊戯場や20種類以上の遊具がある屋外遊技場は子どもたちに大人気!
所在地 | 声問5-40-1 |
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電話番号 | 0162-27-2177 |
稚内市の名所・文化
九人の乙女の碑
終戦5日後の昭和20年(1945)8月20日、ソ連軍の侵攻の中にあった樺太の真岡郵便局で電話交換業務を終えた後、自ら若い命を絶った9人の女性たちを慰霊しています。
所在地 | 稚内公園 |
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旧藩士の墓
「北の防人」として北方警備に従事した藩士達の墓。多くの藩士が出兵されましたが、厳冬のため多数の越冬死者を出しました。
所在地 | 宗谷公園 |
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宗谷厳島神社
宗谷開拓の歴史を伝える社。永禄4年(1561)に、蛎崎慶広(かきざきよしひろ)が姓を「松前」と改めたおり、先祖のお告げに従い「弁財天堂」を寄進したのが始まりといわれています。現在の社殿は修築されたものです。
所在地 | 宗谷公園 |
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稚内市の特産・名物
宗谷のたこ
宗谷のミズダコは、水揚げ量日本一を誇り、一年間で約2千トンが水揚げされています。稚内では、新鮮で旨味溢れる「煮タコ」や薄くスライスしたタコを出汁にくくらせる「タコしゃぶ」がオススメです。
稚内のほっけ
稚内のほっけは日本有数の漁獲量を誇り、船内ですぐに箱詰めして保冷しています。獲ったその日に水揚げされる夏場のほっけは、脂の乗りも良く鮮度抜群!
宗谷黒牛(そうやくろうし)
日本最北端に位置する宗谷岬牧場で生産され、安全・安心にこだわった肉牛です。粗飼料は宗谷岬牧場などで収穫した自家産牧草を中心に与え、仔牛から一貫生産により育てています。濃厚な赤身と淡白な脂肪のハーモニーが絶妙です。