松前町特集
[北海道]
北海道の最南端に位置し、西は日本海、南は津軽海峡に面し、東西約50キロメートル、面積は293.25平方キロメートルで、国道228号線沿いに集落が形成されています。白神岬の絶景、折戸浜・小浜の海岸景勝など、海岸線は変化に富んだ景観を有し、オオミズナギドリの繁殖地として知られる渡島大島、ケイマフリなどの繁殖地である松前小島とともに、松前・矢越道立自然公園に指定されています。
松前町のいいトコ!!
松前町で憩い・楽しむ
道の駅「北前船松前」
江戸時代、蝦夷地の豊かな物資を大阪まで届けた北前船。その寄港地跡にある道の駅「北前船松前」は、松前の豊かな食・物産・文化のアンテナショップです。
松前町の名所・文化
松前城
正式な名前は福山城。今では親しみを込めて“松前城”と呼ばれています。安政元(1854)年、日本で最後につくられた日本式の城で、天守の内部は資料館。昭和24年に火事で本丸御門を残し焼失しましたが、復元工事により、往時の姿をよみがえらせています。
松前公園の桜
松前に桜が咲きはじめたのは松前藩の時代。本州から渡ってきた人々が、遠く離れた江戸や都をなつかしんだりして木を植えたことがきっかけだったと言われています。その美しい風景を愛した人々の手によって、松前の桜は守り育てられてきました。
松前神社
松前家の始祖である武田信広を祀る神社。徳川3代将軍家光から藩が拝領したと伝えられる「臥龍梅」が今も咲き誇ります。
白神岬
北海道最南端、津軽海峡に突き出た白神岬。北海道から津軽海峡を越えて本州へ向かう渡り鳥が300種以上も数えられ、日本屈指の渡り鳥の休憩地になっています。
北鷗碑林(ほくおうひりん)
松前町出身の金子鷗亭(1906~2001年)は、近代詩文書の父と呼ばれた書の大家。その生誕100年を記念して、松前藩屋敷の北側につくられた北鷗碑林。鷗亭とその門人の作品を彫り込んだ石碑120基が道沿いに並びます。
松前町の特産・名物
松前本マグロ
“本マグロ”とはクロマグロのこと。その脂のりと美味さで、“マグロの王様”とも呼ばれます。松前城下マグロまつりでは、松前沖でとれる極上の松前本マグロと秋の味覚を、心ゆくまで味わうことができます。
天然岩海苔
日本海の荒波に揉まれた岩場から手摘みをし、一枚一枚丁寧に仕上げた岩海苔は、生産量が少ないため「幻の海苔」と言われる高級品です。ごはんとの相性も抜群で「松前のソウルフード」として親しまれています。
松前漬
スルメと昆布をタレに漬け込んで作る松前漬は、松前町を代表する郷土料理です。