みどり市特集
[群馬県]
みどり市は、2006(平成18)年3月27日に、新田郡笠懸町、山田郡大間々町、勢多郡東村が合併して誕生しました。群馬県では12番目、48年ぶりに誕生した新しい市です。
地形は南北に長く、北部には足尾山地が連なり、その山塊に源をもつ渡良瀬川が市の北東から南東にかけて流れています。東町地区の主な地域はこの渡良瀬川に沿うように形成されていて、上流部には草木ダムが豊富な水をたたえ、首都圏に水を供給する役割を担っています。
中部から南部にかけての地域は、渡良瀬川の清流がつくりだした大間々扇状地により形成されています。扇状地の要となる大間々町地区の町名の由来となった「まま」は、渡良瀬川の河岸段丘が造り出した傾斜地崖の呼称です。
みどり市のいいトコ!!
みどり市で憩い・楽しむ
けさかけ橋と小中大滝(こなかおおたき)
最大傾斜44パーセントの階段式の吊り橋です。吊り橋を渡った先から見える小中大滝は最大落差96メートルを誇る群馬県内最大級の滝です。特に、紅葉の映える秋は絶景です。
| 所在地 | 東町小中 |
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草木湖(くさきこ)
湖畔では桜や花桃、新緑、紅葉と四季の美しさを楽しめます。春から秋にかけては、カヌーやSUPなどの水上アクティビティも楽しむことができます。
| 所在地 | 東町座間 |
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わたらせ渓谷鐵道(けいこくてつどう)
桐生駅から栃木県日光市の間藤駅まで、約1時間半かけて走ります。車窓からは四季折々の渓谷景色が楽しめます。臨時運行される窓ガラスのない「トロッコ列車」も人気です。愛称は「わ鐵」。

みどり市の名所・文化
岩宿遺跡
相澤忠洋さんによって発見された岩宿時代(旧石器時代)を代表する遺跡です。縄文時代より前の日本に人は住んでいなかったとする従来の学説が覆り、日本の歴史は一気に遡りました。日本考古学史に残る大発見であり、現在は国の史跡に指定されています。岩宿遺跡B地点には岩宿時代の人々の暮らしを映像で学べ、関東ローム層の地層断面も観察できる岩宿ドーム(史跡岩宿遺跡遺構保護観察施設)があります。
| 所在地 | 笠懸町阿左美1781-3ほか |
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西鹿田中島遺跡(さいしかだなかじまいせき)
縄文時代草創期の遺跡で、2004年に国史跡に指定されました。岩宿時代から縄文時代への移行期の様子をうかがえます。史跡公園内の遺跡広場には住居跡が復元されています。
| 所在地 | 笠懸町西鹿田882-1 |
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ながめ余興場
1937(昭和12)年に建てられた木造2階建ての劇場。最盛期の昭和30年代には劇団や歌謡ショー、浪曲などの公演でにぎわいました。施設の見学ができます。
| 所在地 | 大間々町大間々1635 |
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| 電話番号 | 0277-72-1968 |

みどり市の特産・名物
なす
冬春なす、夏秋なすともに栽培が盛んで、群馬県は夏秋なすの出荷量が全国1位です。煮る、焼く、揚げる、蒸す、どんな料理にも相性がよいです。

干し芋
特に東町での生産が盛んで、ねっとりさと素朴な甘みの強さによる食感が好まれます。

ブルーベリー
市内のブルーベリー農園で摘み取りを楽しめます。生食のほかジャムなどの加工品にも使われ、ビタミンやミネラル、食物繊維などの栄養素が豊富です。








